2008年08月02日
やんばる食堂3

少し前の話ですが、娘と一緒にやんばる食堂に行ってきました。相変わらずの混み様でしたが、「ニィニィが彼女を連れて来た!」とヨウコさんや他のおばさん達も、暖かく迎えてくれました。その時注文したのが、この肉そば定食。おいおい、お盆から茶碗が飛び出す位、おかずが一杯あるよ~。サービスしてくれたのかな?娘と仲良く食べました

沖尚入学時、学食の凄まじい混雑が嫌で、ひでろーと二人で、早速校則破って校外にメシ喰いに行きました。行った先が、やんばる食堂。店の大きさが、今の厨房位しか無かった時代です(その後、隣にあった『おふくろ食堂』と合併して、今のやんばる食堂が完成しました。知ってた?)。当時は、10名以上お客さんが来ると、もう満席状態になり、店内を歩行するのもままならない位狭かったなぁ。それに一部食卓は、花札のゲーム機になっており、いわゆる80年代の喫茶店ふーじを演出してました。
メニューはというと、『本日のランチ』という掲示板に6品目程度しかなく、その中にあった『アイスコーヒー 100円』という表示に衝撃を受けた事を覚えています。ちなみに、やんばるシンパの俺が、唯一注文した事がない商品です(今もあんのかな?)。でもひでろーは「試しに頼んでみよー」って注文しよった!さすが、柔道沖縄一!!でも次の瞬間、サービスコーヒーが大きなコップに入って出てきたのを見て、大爆笑した事が忘れられない

俺はウインナー定食、ひでろーはポークとたまご、っというのが当時の定番で、店に来たら既に出来上がっている事もありました。「待ってたよ~」というヨウコさんの言葉に何となく優越感に浸っていると、隣のおじさんが「おばさん、よかったねー。間違って作ったのが無駄にならなくて!」という言葉に、みんなで大爆笑した古き良き時代です。
当時のやんばるは、ヨウコさんともう一人のおばさんしかいなく、当然の様に俺とひでろーは、「そこにある食器、早く片付けて!それと、向こうのおじさんにアイスコーヒー出しておいて!」という感じで使われていました。でも不思議と、嫌な感じはしませんでした。むしろ社会参加している喜びみたいなもの、というか一体感らしき心地良さを感じていた気がします。
遠慮もみてくれも見栄も恥も外聞もなく、あるのはお客さんとおばさん達の隔たりのない、居心地のいい空間…やんばる秘伝の隠し味はこれだと思います。それは、20年経った今でも変わらない味でした。
やんばるは、俺が初めてツケでメシ喰った場所…これからも元気に頑張って欲しいものです。

俺の娘です。最近、5年生になったせいか、生意気さに拍車がかかってきました。
娘曰く、
「いつも思ってたけど、おとーさんって、おばさんには凄いモテるよね~」
「ほっとけ!」
盛一郎
Posted by しきなーんちゅ at 14:06│Comments(2)
│思い出
この記事へのコメント
みんなに言われると思うけど・・・
父親に似ないでホント〜に良かった(T_T)
父親に似ないでホント〜に良かった(T_T)
Posted by 久場 at 2008年08月03日 11:02
じゃがし!
でも本当に、よく言われる(笑)
でも本当に、よく言われる(笑)
Posted by 盛一郎 at 2008年08月03日 17:09