2017年09月11日
守礼の門
先日お伝えした通り、トゥシビー祝いの前売券購入者特典『ブラひとさ』は、世界遺産の首里城で行います。細い歴史の話は、当日ひとさーに任せておいて…思い出話をひとつ。
首里城って言ったら、何思い出します?『世界遺産』『観光地』『行った事ない…』。人それぞれでしょうが、俺はまず『守礼の門』を思い出します。何でかって?思い返せば、自分の生き方の土台を作るキッカケになった場所でもあるからです。俺が高校生の時、守礼の門は小遣い稼ぎの場所…つまり知る人ぞ知る、日雇い労働者の集合場所だったんです!当時サッカー部だった俺は、本革のサッカーシューズが欲しくて欲しくてたまらなくて…でも親とケンカしてたので、そのための小遣いをくれ!なんて、口が裂けても言えるワケが無くモンモンとしてました。そんな時、文1のひでろーが、「え〜一郎、どかたーして来よう!早く行かんと選ばれんから、6時半までにやーの家に行くから。」と軽く言い放ちました。翌朝、二人仲良く学校サボって(笑)守礼の門へ!そしたら、いるわいるわ、おっさん達が!The どかたーって格好のおっさんから、酔っ払いまで。そのうち何台かトラックがやってきて、親分らしき人が周りを見渡し、ドンドン使えそうなおっさんを引っこ抜きし始めました。その内「おっ、体格いいなぁお前!乗れ!」っとひでろーだけが言われて、先に連れて行かれました。その時のひでろーのセリフが…
「じゃあな〜、一郎」
です(爆笑)!「そんだけかー!わーは、どーすればいいばー!?」っと泣きたい心境で棒立ち状態。「このままでは、やられる!」っと覚悟を決めた俺は、「おじさーん、俺体力だけはあるから、つかってさ〜」っとまさかの身売り!「こっちの酔っ払い使うよりマシか〜」っと拾ってもらい、クソ暑い炎天下の中、ひたすらセメント作りをしました。でも、その時に飲んだベルミーコーヒーの甘みと、日当5,000円を手にした時の喜びは、今も忘れられません。
この時に得た教訓が、「自分が動かないと、何事も始まらない!」と言う事でした。良くも悪くも、自分の生き方の基本です。因みに、これでやみつきになった俺は、チョクチョク学校サボっては、糸満街道周辺の開発をしてました。今や『世界遺産 首里城』の一角を担う守礼の門…当時は紛れも無く、俺も含めた労働者の大切な『聖地』でした!
そんな庶民的な話もいいけど、沖縄の歴史を語る意味で、守礼の門は絶対に外せない場所でもあります。それは………この続きは、『ブラひとさ』で!っと言う事で、『ブラひとさ』に無料参加出来るトゥシビー祝いの前売販売は、今月末までです!もうそろそろ、11月の予定も決まって来た事だと思われますので、是非ご参加を^^v!
盛一郎
追伸 まだまだトゥシビー祝いの話が、伝わっていない話を聞きます。案内の積極的拡散に、ご協力下さい。詳細は、俺まで(090ー7295ー0811 識名)。
Posted by しきなーんちゅ at 07:41│Comments(0)
│沖縄のはなし