2021年04月22日
CMです。

コロナ禍で巣ごもってばかりの毎日、ブログネタも無いので、知り合いの宣伝をさせて下さいw。
今月25日(日)までパレットくもじ6階 那覇市民ギャラリーにて『祝嶺恭子の染織展』を開催しています。
沖縄は『工芸の宝庫』といわれ、その中でも織物は芭蕉布や琉球絣(かすり)など12種類もの技法が存在しています。この小さな島国の中で、これだけ多種多様な技法が存在している地域は、世界中を見渡しても類はなく、実は世界的にも凄く評価されているのです。知らなかったでしょ^^w!?
その中でも『首里織』は、琉球王国時代の王家や貴族専用の織り方もあり、ひときわ目立つ存在です。その貴重な伝統技法も、先の大戦により一度は消滅してしまいましたが、先人達の地道な努力の積み重ねにより、現代に復興・継承されています。その第一人者が、祝嶺恭子先生です。
「戦争などで多くが失われた沖縄の織物技術を、誰でも織ることができるようにし、現代にいかしたい!」
そんな熱い情熱に突き動かされ、時にはドイツに収蔵されていた琉球王朝時代の作品117点を、ルーペでのぞいて糸の本数を数え、織り色を調査し、図案を書き起こしたりもした…そんな立ちくらみがする作業があってはじめて、今世界的に評価される『沖縄の織物』があるという事を実感出来る個展となっています。
織物に興味がある方は、会社休んででも観に来て下さい!じゃないと、後悔します

興味が無い方も観に来て下さい!芸術的視点じゃなく、「どうやったらこの模様が織れるの?」という角度から接してみて下さい。その工程を理解した時、鳥肌が立つ程の感動をお約束します

もちろん、入場無料です^^!

(沖縄タイムス 4月21日付より)
大盛況の初日!ちなみに左上の薄いエンジ色のかりゆしウェアを着て、さも知ったかーしているのが、俺ですw。
盛一郎
Posted by しきなーんちゅ at 07:41│Comments(0)
│沖縄のはなし