“プロ”とは?~プロレスファンよ、胸を張れ!
先日、プロレスラーの
タイガー・ジェット・シンが、旭日双光章という名誉ある勲章を頂きました。
サーベルを口にくわえて、人を追いかけ回して勲章を得た人は、後にも先にもあなただけかと!正直、どんな意味を持つ勲章なのか知らなかったので調べてみると、要は顕著な社会貢献をされた方に贈られる勲章らしい。彼は3・11東日本大震災で自宅を失った児童達に義援金を送った事が評価された様です
彼の実績や人なりについては、
こちらにリンクしておきますので、お時間がある方は是非読んでみて下さい。この記事の中で、アントニオ猪木が「どんなにいいレスリングをやってもお客がまったく振り向いてくれなかった…」と語っています。エンターテインメント的要素が絶対不可欠なプロレス界では、観客に『魅せる』という事はとても大事な事だと、若い猪木は会社経営して初めて痛感したそうです。
そんな時にいきなり試合に乱入して来て、観客が見てすぐ
「こいつ、アブナイ奴!」
という『悪』を担って観客をエキサイトさせ、怒った猪木が『正義』となり、
プロレスに興味を待たない人達をも巻き込んで(新宿伊勢丹襲撃事件)正義vs悪という一番分かりやすい構成で潰れそうな新日本プロレスを復活させたというところが、個人的にはプロの仕事を感じます。
そう言えば学生時代、コンビニで働いてた上司の口癖が「いつも同じ店じゃダメなんだ!お客さんに
“あっ!”っと思わせるお店じゃないと“プロ”とは言えない!」でした。当時は「何言ってんだろ~この人」と思って
「“プロ”ってなんすか~?」と聞いたら…
お客様が望む事(期待感)以上の事をやり
それを継続し続けて
期待以上の結果(満足感)を出す事
…っと語っていました。色んな仕事を経験して来て、これからもフリーランス(フリーターじゃないよw)として生きて行く事を選んだ自分は、この“プロ”という言葉の意味の重さを、今でも考え続けています。
タイガー・ジェット・シンは、80歳になった今でも、カメラを向けると期待以上に暴れてくれて、その興行や事業で得た収益を、惜しみなく慈善活動に費やしている…彼はリングの中でも外でも、まさに“プロフェッショナル”だと思います
盛一郎
追伸 リンク先の記事にも書いてましたが、過去にもこの二人が同じ勲章を得ていました!
選考委員の方々って…プロレスファンww!?
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